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深田賞

深田賞

2022年度「深田賞」募集要項 (本年度の募集は終了しました)

1.理念
深田地質研究所は,1954年に故深田錠造氏の寄付行為のもと,故深田淳夫氏を中心として地質工学の創造,地質学の普及,地質技術者の職域の開拓を旗印に財団法人として創設されました.その設立趣意書の第一文には,「本研究所は,従来,実際の産業とは密接に結びついていなかった地質学を,応用地質学として,実際の各分野に発展せしめ,その研究の成果を,地下資源の利用,土木建設事業などの科学技術と,正しく結合して,社会の発展に貢献することが大きな目標であります.」とあります.また,第三文には「なかでも,本研究所が最も大きな目標とする土木地質,農林地質,災害地質などの所謂,応用地質学の研究は,わが國のみならず,諸外國に於いても極めて不十分な現状であります.」とあります.
深田地質研究所は,その創立から57年経過した2011年に公益財団法人に移行し,その事業として「複合的地球システム及びその社会とのかかわりに関する研究,普及,育成,助成・顕彰」と謳いましたが,1954年当時の設立趣意書に書かれている目標は,現在も道半ばにあります.大学などの高等教育においては,より先鋭化した課題が優先され,限られたプログラムを除いて社会の要求に答える意識は希薄化し,学術論文の数が最優先される傾向が否めません.そのため,時間や労力のかかる野外調査や現地観察・計測に根付いた研究・教育は容易ではない状態にあります.また,地質技術者は,深田研創設時に比べて多少認知度が上がったとは言え,そのおかれた環境や地位は満足できるものとは言えません.スイスやイタリアなどのように国や県の組織にGeologist(地質家)という地位あるいはそれに相当する職種があって,自然災害などの対応にあたっている国々とは格段の差があります.それでも,地質技術者は地質学を修めた学生の大きな職域を構成しており,地質学を支える大きな力であることに変わりありません.
このように必ずしも良好とは言えない状況のもとにありながら,多くの研究者,技術者,教育者等が応用地質学の発展や研究者・技術者の育成に情熱を持って取り組んでいます.また,土木工学,資源工学,農学,環境,災害など関連分野に応用地質学的な考え方を敷衍(ふえん)し,あるいは,一般市民や学生に向けて地学の普及,および防災・減災などへの応用地質学的考え方の啓発活動を行っています.深田地質研究所では,こうした面で,陰になり日向になり顕著な功績をあげた人を讃え,それがまた後進の励ましになるよう,深田研創設時の精神に則りここに深田賞を創設します.

2.顕彰候補者
顕彰候補者は,上記理念に沿い,複合的地球システム及びその社会とのかかわりに関して著しい功績が認められる個人または団体で,かつ,所定の様式をもって応募された者とします.応募には申請者のほかに2名の推薦が必要です(自薦も可).ただし,本研究所の役職員は,その任期中に顕彰候補者となることはできません.

3.応募書類
① 2022年度深田賞申請書(下記より.docxをダウンロードしてください)
② 申請と関連した業績を示す資料(自由様式,A4版10ページ以内)
③ 被推薦者履歴書
*応募書類は,本目的以外には使用しません.

4.応募期限
応募期限は,2022年6月30日とします.(当日消印有効)
応募書類は,郵送または宅配便で提出してください(電子メール添付不可).
*応募書類提出後,受理の連絡がない場合には下記までお問い合わせ下さい.

5.選考方法
公益財団法人深田地質研究所が委嘱する学識経験者で構成する顕彰選考委員会において選考します.
選考結果は9月末日までに応募者に通知するとともに,受賞者をHPで公表します.

6.顕彰
受賞者には記念品と副賞100万円を贈呈します.
また,適切な時期に顕彰記念講演を行っていただきます.

7.提出および問い合わせ先
〒113-0021東京都文京区本駒込2-13-12
公益財団法人深田地質研究所 船戸
E-mail:fgi_award”at”fgi.or.jp
“at”を@にかえて下さい.

問い合わせは,メールのみでの対応とさせて頂きます.

「深田賞」募集要項および申請書等のダウンロード

□ 2022年度「深田賞」募集要項および申請書(PDF
□ 2022年度「深田賞」申請書(記入用)(.docx