当研究所と関西学院大学生命環境学部等との共同研究成果が、Springer Nature社刊行のScientific Reports誌に掲載されました。本研究では、愛知県知多半島の師崎層群から見つかる巨大球状コンクリーションの内部に生物由来の有機物が保存されていることを、ラマン分析によって明らかにしました。本研究の成果は、コンクリーションが生物遺骸起源であることを裏付けるだけでなく、コンクリーションが高いシーリング効果を持つことを示すもので、現在進められているコンクリーション形成の工学的な応用にも大きく貢献するものです。
詳しい内容については、下記の関西学院大学または名古屋大学のウェブサイトをご覧ください。