メニュー

NEWS

 
TOP > NEWS(過去の記事一覧) > 平成30年度「深田研究助成」受付終了

平成30年度「深田研究助成」受付終了[2018.02.07 | 助成・顕彰事業(助成)]

深田研究助成

公益財団法人深田地質研究所は、より広く社会の要請に応えるべく地質学や地球物理学等を基盤とした総合的な地球科学の研究、ならびにそれらを土台とした環境・防災・建設分野等への適用研究を通して社会の持続的な発展に貢献することを目的に、「研究事業」・「普及事業」・「育成事業」・「助成・顕彰事業」の4つの事業を実施しております。
その「助成・顕彰事業」の中核的活動として、1993(平成5)年度から毎年、若手研究者・技術者を対象に「深田研究助成」を継続推進し研究支援をいたしております。最近では助成の対象研究分野も、地質学に加えて応用地質学や地球物理学、さらには地盤工学や環境工学、防災工学等、広範な分野に拡大しております。
地球温暖化、世界的な異常気象や地震・火山活動等の複雑な地球規模の課題に対処するためには、様々な学術分野からの多角的なアプローチが必要となります。当研究所では「地球」に関わる諸問題の解決に資する研究を進めるべく、今後とも自ら積極的に研究開発を進めるとともに、深田研究助成を通して将来を担う地球科学・工学分野の若手研究者・技術者の育成に貢献していきたいと考えております。
深田研究助成の募集は毎年12月1日~翌年2月上旬の間に行われ、理事長より委嘱された選考委員会によって決定されます。
皆様からの多数の応募をお待ちしております。

深田研究助成 年間予定
12月 1日 募集要項配布・応募受付開始
2月 2日 募集受付締切り
3月下旬 選考委員会
4月30日 選考結果通知
交付手続き・交付
次年度 3月末 助成事業終了・助成金精算
次年度 6月末 助成研究成果報告締切り

詳細は下記の募集要項をご覧下さい。

平成30年度「深田研究助成」研究課題募集要項

1.趣旨
公益財団法人深田地質研究所は,「地質学や地球物理学等を基盤とする総合地球科学の研究,及び環境,防災,建設等社会発展に係る科学・技術の研究,ならびにそれらの融合的な研究を進めることにより,複合的な地球システムへの理解を増進し,その研究等の活動を継承する専門家の教育・人材育成及び研究助成活動を行うとともに広範な国際交流を通して,これらの先進的成果を社会に広く普及せしめ,もって社会の持続的な発展に寄与すること」を目的として,「研究事業」「普及事業」「育成事業」「助成・顕彰事業」の4つの事業を掲げており,その事業の1つとして,「複合的地球システム及びその社会とのかかわりに関する研究等への助成ならびに顕彰」を行っています.

2.助成対象課題
複合的地球システム及びその社会とのかかわりに関する研究等を助成対象とします.
ここでいう研究等とは,以下の①から⑥までの各領域のいずれかに該当するもので,野外調査もしくは試験,実験を含む内容であること.
① 地質学に関する研究・調査
② 応用地質学に関する研究・調査
③ 地球物理学に関する研究・調査
④ 地盤工学に関する研究・調査
⑤ 環境工学に関する研究・調査
⑥ 防災工学に関する研究・調査

3.応募者の資格
大学またはこれに相応する教育・研究機関において,研究・調査に従事している個人で,所属教育・研究機関の研究指導者の推薦を受けた,大学における助教あるいは大学院博士後期課程,またはこれと同等と考えられる研究者.
応募者が共同研究の一員である場合は,研究上の役割分担とその意義を明示して下さい.

4.推薦者
推薦者は,応募者を直接指導している方で,推薦は一件に限ります.

5.採択件数および金額
イ.採択件数   10件程度
ロ.助成金の総額 500万円以内

6.提出期限
所定の用紙に必要事項を記入のうえ,2018年2月2日(金曜日)までに,公益財団法人深田地質研究所に提出して下さい(2018年2月2日の消印のあるものは有効).応募書類は,持参・送付どちらの方法でも受付けます.ただし,電子媒体での応募は,受付けません.
また,提出された書類は,一切返却いたしません.

7.選考方法
公益財団法人深田地質研究所が委嘱する学識経験者で構成する選考委員会において選考します.

8.選考結果の通知
選考結果は,採択,不採択に関わらず,2018年4月30日までに,書面によって申請者に通知します.なお,不採択となった理由への問い合わせには応じられませんので,あらかじめご了承下さい.

9.助成金の交付
交付手続が終わり次第,指定の方法で交付します.

10.助成金の使途
別途提出していただく支出計画書の記載に基づく以外の助成金の使途は認められません.海外での学会発表のための旅費,英文論文校閲費など研究を進める上で直接関係しないと判断されるものについては減額あるいは研究申請そのものを認めない場合があります.また研究者の都合により研究が実施できなくなった場合は,助成金の返納を求めます.

11.成果の報告
研究(調査)報告書およびその要約ならびに会計報告書を添えて,研究(調査)完了届を2019年6月30日までに公益財団法人深田地質研究所に提出して下さい.また,共同研究の場合は,採択者を筆頭著者とし,採択者の役割分担と成果を明記して下さい.

12.提出および問い合わせ先
〒113-0021 東京都文京区本駒込2-13-12
公益財団法人 深田地質研究所 事業部
℡.03-3944-8010 fax.03-3944-5404
e-mail: fgi”at”fgi.or.jp
“at”を@にかえて下さい.電子メールでの提出は受け付けておりません.
提出の際は「申請書在中」と朱書きしてください.

申請書書式等

研究課題募集要項(PDF) *リンクは終了しました
研究・調査助成申請書(PDF)*リンクは終了しました
研究・調査助成申請書(Word)*リンクは終了しました

注:申請書の記載に当たっての留意事項:
・申請書各項目について的確,かつ簡素に述べて下さい.
・深田研究助成を必要とする事由を明確にして下さい.
・共同研究や継続研究の場合は,申請者の分担内容,役割を明確に記述して下さい.

過去の深田研究助成採択課題

1993(平成5)年度~2017(平成29)年度の深田研究助成採択課題はこちら をご覧下さい。*リンクは終了しました
なお、助成を受けた研究は、「深田研究助成」研究報告として刊行しています。